アンチエイジングのミラクル果実

こんにちは。美容ジャーナリスト・植物療法士の柏谷麻夕子です。

今回はマルチ バーム SAに配合した植物、シーバックソーンについてご紹介。

ミラクルフルーツと呼ばれ、今、非常に注目されている植物なのです。

 

鮮やかな黄色は、抗酸化力が高い証拠。 ヒマラヤの高地の強い紫外線に耐えています。 

シーバックソーンは、ユーラシア大陸の北方に自生するグミ科の木。

鮮やかな黄色〜オレンジ色の空豆大ほどの果実が、

ミラクルと呼ばれるゆえん。

まず、ビタミンA、C、Eをたっぷりと、バランスよく含むため、

非常に抗酸化力が高いのです。

そしてフルーツにしては珍しく、油脂を含み、そのほとんどが必須脂肪酸。

オメガ3、6、9のすべてを黄金比率で含むほかに、

オメガ7、すなわちパルミトレイン酸が多いのが特徴です。

パルミトレイン酸は細胞の健やかさ、肌の老化防止に深く関わる必須脂肪酸で、

アトピー性皮膚炎にも効果があるといわれています。

モンゴルではシーバックソーンの実を食べている馬は

毛艶や活力が全然違うと言われますし、

旧ソ連ではシーバックソーンの薬効を国家レベルで研究していたとの逸話も。

ビタミンの宝庫、そして美肌オイルの宝庫であるこの植物を

オーガニックコスメ業界が見逃すわけはなく、

多くのブランドが原料の安定供給先を探しています。

(サプリメント業界もしかり)

LalitpurのマルチバームSAに使われているシーバックソーンは、

ネパール原産。

ヒマラヤの高地の、岩盤状のやせた土地でも、

毎年豊かに実をつけ、野生動物たちの命の源となっています。

 

シーバックソーンを始め、いままで紹介してきたジャタマンシー、

アンソポーゴン、レモングラス、などなど、

ヒマラヤは薬効高い植物の宝庫。

まだまだ発見されていない植物もあり、プラントハンターたちの聖地です。

世界広しといえども、これほどに薬草が豊富な土地は、

ヒマラヤやチベット、アマゾン密林ぐらい。

でも近年は、その薬草効果に注目が集まるあまり、

森が荒らされたり、供給地の人々に負担がかかったりしている地域も増えています。

自然の恩恵をいただく身であるということを忘れずに、

コスメを使うわたしたちも、作り手であるネパールの女の子たちも、

恩恵を与えてくれる自然や現地の人々も、

皆に幸せが訪れる「三方よし」の消費循環を、

ちょっぴりでも意識していきたいなと

Lalitpurのマガジンを書きながらいつも思うのでした。