Lalitpurのロゴデザイン

 

こんにちは。Lalitpur(ラリトプール) 向田麻衣です。

今日は前回に引き続き、Lalitpurのロゴとパッケージデザインを担当してくれた

SIRI SIRI デザイナーの岡本菜穂さんと行くネパールの旅の続きを。

 

Lalitpurのロゴには、岡本さんが見つけた

ネパールの日常に潜む “美” が落とし込まれています。

 

私のように、何度も足を運んでいると、見逃してしまうのが

日常に潜む、美しい風景。

 

岡本さんは、その中でも、カトマンズの家々にあしらわれた

窓枠の飾りに注目しました。

 

例えば、こんな窓枠がカトマンズではよく見られます。

 

窓1

窓2

 

 

 

窓3

窓4

窓5

 

岡本さんがカトマンズに滞在中に目にした

たくさんの窓枠やドアに施された装飾から

インスピレーションを得て、こちらのロゴが完成しました。

 

Lalitpur logo

 

シンプルだけど、現地に足を運ばなければできなかったデザイン。

岡本さんの視線を通して、私自身も新たな発見をし

物作りの面白さを噛み締める体験となりました。

 

 

 

Lalitpurのデザイン

こんにちは。Lalitpur(ラリトプール) 向田麻衣です。

今日は私たちのプロダクトのロゴとパッケージのデザインについて。

 

Lalitpurのプロダクトとロゴのデザインは ジュエリーデザイナーの岡本菜穂さんによるものです。

NahoOkamotoSIRI SIRI  岡本菜穂さん

岡本さんはご自身で立ち上げたジュエリーブランドSIRI SIRIのデザイナーで

彼女のジュエリーは日本では伊勢丹などをはじめ、国外ではニューヨークの

近代美術館MOMAなど一流の店舗でお取り扱いされています。

 

岡本さんと私は、Lalitpurの立ち上げのタイミングで友人の紹介で出会い

そして私はあっという間に彼女の創り出す作品の美しさに魅了され、

デザインを依頼。 彼女は快くブランドのロゴ、パッケージデザインを引き受けてくれました。

 

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2012年の10月に岡本さんは私と一緒にネパールの首都カトマンズを訪れ

一緒に石けん工房を訪れ、街の中を見て回り、素材や現地の町並み 風習、

食事などから特に生活にとけ込んだ美しいものを選び

そして、デザインに落とし込んでくれました。

 

当時の私のカトマンズの部屋は、ネパール人の友人の家の屋上に

立てられたちいさなペントハウスのような部屋でした。

(部屋は狭いのに、ベランダは部屋の6、7倍ありました。)

そこに、2人で布団を並べて眠り、デザインの話はもちろんですが、

それ以外にもいろいろなことを話ながら時間を過ごしました。

そうした何気ない会話を通して、私は彼女を心から尊敬し

信頼関係が育まれていったように感じます。

 

また、とても驚いた事は、岡本さんは市場などで

ごちゃごちゃとした たくさんの物の中から、

素敵なものを見つける天才だったということです。

 

私にとっては、”いつもの見慣れた風景”のカトマンズですが まだ、

こんな素敵なものがあったんだ!と、新しい発見がたくさんありました。

 

そんな岡本さんとのネパールの滞在については 次回に続きます。

 

 

 

瞬きすることを

こんにちは。Lalitpur(ラリトプール)向田麻衣です。

 

初めて書いたエッセイ本「”美しい瞬間”を生きる」を出版してから、

様々な形でメッセージをいただきます。

そして、新しい出会いも増えました。

 

最近、NY で出会った同年代の女性も、そのひとり。

 

彼女のこれまでのキャリアなどを伺うと、日本のトップ1%

エリート街道まっしぐら!という言葉がぴったりの経歴。

 

そんな彼女が私の本を読んでくれて、涙が止まらなかったと伝えてくれた時に

その繊細さで、どうやってこれまで、その社会で生きてきたの?

という疑問がわき上がりました。

 

そして、ぎこちない動きの怪獣のなかで、滑らかに動く

一匹の美しい生き物の絵が浮かびました。

 

彼女は出会ってまだ間もないのですが、いま私の心を支えてくれる大切な友人です。

 

 

また、数日前にはカリフォルニアに暮らす女性から、本の感想をいただきました。

メールでしたが、お手紙のような、物語を紡ぐような便りでした。

 

そして、たくさんのつながりを感じる内容に、私はきっと近いうちに

カリフォルニアに行く事になるのだなという確信を持ちました。

 

新しい事を始めると、瞬きする事を忘れそうになりますが、

日々、心と体を、丁寧に緩めて、ひらいて

そうして起きることを見つめてゆきたいなと感じています。

 

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出版イベントでいただいたプーケ。本の表紙を見てアレンジしてくださいました。

ありがとうございます!とってもうれしかったです。 

 

 

ネパールの女の子たち

こんにちは。Lalitpur(ラリトプール)向田麻衣です。

今日は前回から引き続き、ネパールでLalitpurの

商品作りに参加してくれている、女の子たちについてです。

 

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ネパールでは年間5000人以上の少女たちが人身売買の被害に遭うと言われています。

その多くはインドの買春宿に売られ、強制労働をさせられます。

そして、運良くレスキューされインドからネパールに戻ったとしても

10代の少女たちの60%以上が、HIVに感染していると言われています。

 

シェルターに暮らす少女たちは、親や親戚のつながりもなく

教育を受ける機会がなかったために、仕事を見つける事が困難です。

精神的に回復したとしても、病気を患っているケースも多いため

通常の仕事では食べていくのがやっとで、薬を定期的に購入出来ずに

早く亡くなってしまうケースも多いと言います。

 

そういった現状をすこしでも変えられないだろうかという思いから

Lalitpurはスタートしました。

 

Lalitpurの飾り紐を作り、結ぶ仕事をしているのはシェルターに暮らす

人身売買の被害に遭った8歳〜26歳の25名の女の子です。

 

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現在の飾り紐作りのお仕事は、彼女たちがシェルターに暮らす間

に少しでも蓄えを作ることが目的に行っていますが

近い未来に私たちの石けん工房で正規の雇用ができるようにと考えています。

 

 

少女たちと

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こんにちは。Lalitpur CEO 向田麻衣です。

 

このLaltipru(ラリトプール)という化粧品のブランドを立ち上げる前

3年間、私はCoffret Projectというプロジェクトを立ち上げ

ネパール、トルコ、インドネシア、フィリピンなどで

化粧を体験することができるワークショップを行っていました。

 

Coffret Project_2

 

頻度は少なくなりましたが、現在も身寄りのない10代〜20代の

少女たちを中心にワークショップを実施しています。

 

その少女たちはシェルターで暮らしています。

皆、ネパールの小さな村の出身で、親に売られたり

時にブローカーにだまされて、インドの買春宿に売られ

強制的に性労働を強いられていました。

 

警察や国際NGOなどによって保護され、ネパールに戻ってきた

女の子たちが暮らすシェルターがカトマンズにいくつかあります。

私たちはそれらを訪問し、一緒にワークショップを行っていました。

 

3年程Coffret Projectを実施した後に、シェルターでくらす女の子たちは

仕事を見つけることが非常に困難であることを知ります。

そして、仕事を創るプロジェクトをスタートしました。

そしてうまれたのが、Lalitpru(ラリトプール)です。

 

世界に誇る神秘の山であるヒマラヤの植物、それらを使った商品を

シェルターの女の子たちと一緒に作る事で、彼女たちには仕事を

世界中の人たちには、大自然の恵みがたっぷり詰まった

ソープなどのスキンケアプロダクトをお届けできると考えました。

 

現在シェルターの25名の少女たちに、Laltipurの商品に結ばれる

「八字結び」という、飾り紐を作る仕事をお願いするなどしています。

 

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まだ誕生して1年6ヶ月の若いブランドですが、

私たちは、ひとりでも多くの少女たちが自由に生きる

きっかけを作れるよう、成長してゆきたいと思っています。

 

毎日、手探りの中で進めているブランドですが

この小さな一歩が、次の一歩を呼ぶと信じて。

 

 

 

 

ヤクミルクを求めて山道を行く 6

こんにちは。Lalitpur(ラリトプール)向田麻衣です。

 

今日は先日書いた「ヤクミルクを求めて山道を行く 5」の続き、

そして、今回がヤクミルクを巡る旅の記録の最終回となります。

 

ヤクのファーマーとお別れをして、バスがくる小さな村までようやくたどり着き

その日の夜は、みんなでお酒を飲み、たくさん食べて眠りにつきました。

 

山1

 

翌日は晴れて、気持ちのいい朝。

山間を雲が流れて、大きな生き物のようにも見えます。

私たちが昨日までいた山が、遠くに美しく、霞がかって見えました。

 

バスを待つ場所

 

さて、カトマンズに帰るぞ!ということで

バス停に行くと、バスは姿を見せません。

 

バスのチケット売り場にいた男性に訪ねると、カトマンズへの

道の途中の村でバンダ(ストライキ)が起きているので

バスは出ない。とのこと。

 

私もカメラマンの大さんも、明日のフライトでバンコクに向かう予定だったので

この日のうちにどうしてもカトマンズに帰らなければいけない状況。

バスはでないし、道には徐々にバリケードがはられ始め、村は閉鎖の状況に。

 

「お金はいくらでも払うので、車をチャーターできないか。」と

映画の台詞のようなフレーズを繰り返し、村の若い衆が車を探し始めてくれました。

 

なんとか、一台の車を調達、それから、値段を交渉し、

若いドライバー2人を頼りに私たちは車で村を出発しました。

 

バンダの他にもいろいろな事が重なります。

道は大雨で地滑りが起きているため、私たちが車を降りて出て、

素手で岩をどけるなどしなければいけません。

 

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横を見ると、こんな感じで、岩がごろごろと落ちてゆく。

 

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「私たちも一歩間違えばあの岩と同じように…。」と思うと背筋が凍り付き、

私は車内で硬直した状態で、少しずつ進む車に揺られていました。

 

なんとか断崖絶壁の細い道を通り抜けると、次はバンダの村のバリケードに阻まれます。

ここは、ドライバーの若い2人が、その村の友人に頼んでいてくれて

警察に説明をし、「日本人の友人が、今日(本当は明日だけど)

の飛行機で帰国するためどうしても今通らなければ行けないのだ」

と訴え、全部で4つのバリケードを通り抜けました。

 

金属バットや棒切れをもった村人に車はぐるりと囲まれ

上から下までじろりとにらまれ、私はここでも背筋が凍るような思いでした。

しかしながら、丁寧に説明をすると、ニコニコと送り出してくれました。

ほっと一息。

私たちは、更にカトマンズに向けて車を飛ばします。

 

そうしてようやくカトマンズまで到着!

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ただいまー!

カトマンズの夕焼けがこの日はなんだかとても美しく感じました。

 

ヤクミルクを巡る旅。ほんの数日のできごとでしたが

私にとっては忘れられない経験となりました。

 

あの遠くの山で暮らしているファーマーの方々が

丁寧に育んだ動物や植物の恵みを届けてくれている、

そしてそれが、カトマンズでソープやバームとして形を変え

そして、日本に届けられるのだとうことが奇跡のように感じられます。

 

「これから頭にヤクミルクをぶら下げて山を下りるとき君の顔を思い出すよ。」

と、帰り際にいってくれたハリーの言葉が私にとって大切な宝物になりました。

 

(終)

 

 

ヤクミルクを求めて山道を行く 5

こんにちは。Lalitpur(ラリトプール)向田麻衣です。

 

さて!ヤクのファーマーに会いにいく旅も

メインのインタビューや撮影を終えて、ほっと一息。

 

カメラマンの大さんは、山に散歩に出かけ

私はベンチで静かに景色を眺めていました。

 

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目に前に置かれたノートが、何やら膨らんで、植物がはみ出ている。

どうやら大さんは、押し花ノートを作っているらしい。

 

散歩から帰った大さんの手には植物の小さな花弁が。

「大さん、押し花?」と聞くと、

「麻衣!見た!!??」と慌てた様子。

「みた。はみ出てた。」というと

「oh my…」と更にあわせた様子。

問いつめると、押し花が趣味らしく、それは秘密にしていたらしいのです。

「恥ずかしくないよ。堂々とやりなよ。」と伝え、

大さんはもう一度、堂々と草花を集めに出かけてゆきました。

 

そんなこともあり、LalitpurのHPのトップ、メインビジュアルの2枚目の植物の写真は

大さんが、何年もかけて、様々な土地で集めてきた植物の押し花を並べた作品です。

 

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ネパールであの日、彼が拾ってきた花の花弁はいまも彼のノートに挟まっているのかな。

いつか、それも作品になるかな。そのときはぜひ、見たいなと思うのです。

 

さて、そうして、山の暮らしを少しだけ体験させていただき

私たちはみんなに別れを告げ、山を下ります。

さようなら、ヤクのファーマーのみなさま!

 

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さて、あんなに大変だった山道ですが、下りは登りよりもずっと楽で景色を楽しむ余裕も生まれました。

しっとりと水を湛えた緑が美しかった。

 


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5時間ほどで、山の登り口にある小さな村に到着。

みんなでおつかれビールを飲み、翌日のバスでカトマンズに帰ります。

みんなー!本当におつかれさまー!かんぱーい!!!

 

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カメラマンの大さんとネパール産のエベレストビール。おいしかった!

この夜はたくさんたべて、飲んだ私たち。

翌日、山で体験したものとはまた別の試練が待っているとは

まだこのときは気付いていませんでした…。

 

次回につづく!

ヤクミルクを求めて山道を行く 4

こんにちは。Lalitpur (ラリトプール)向田麻衣です。

今日は先日書いた「ヤクミルクを求めて山道を行く 3」の続きです。

 

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ようやく今回の旅の目的である、ヤクミルクを提供してくれている

ファーマーのいる標高3000メートルの山小屋に到着。

 

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前回書いた通り、ヒルによる腕の出血も多かったため、貧血に近い状態で眠り

そして12時間の睡眠の後、朝6時に目が覚めました。

すると、、、目覚めた私をみた、ハリーやカメラマンの大さんが

青ざめた顔で、麻衣、大丈夫?と声をかけてきます。

どうしたの?と聞くと、鏡見ていない?と。

鏡は山小屋のどこにも見当たらないため、窓ガラスに自分を映すと

首のあたりに、黒いアザのような陰が。

なんと、昨日眠っている間に首に二匹のヒルが吸い付いていたようで

気が済むまで吸い付くし、朝には自分からいなくなったようでした。

 

早朝から血の気が引いた私でしたが、山小屋のおじさんが作ってくれた

チャウチャウ(ネパールで人気のインスタントラーメン)食べ、

元気を取り戻し残りの300メートルを一気に登りきりました。

 

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そしてそこには、朝露に濡れた美しい緑と、自然の中でのびのび暮らすヤクの群れがいました。

 

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ヤクのファーマーさんにご挨拶をし、私たちがどういう経緯でLalitpurを立ち上げる事になったかなどをお伝えしました。

そして、私たちも、彼らがどんな日々を送って生きているか、聞くことができました。

 

彼らは朝と晩の2回お乳をしぼり、普段はチーズを作っています。

そのしぼりたてのヤクのミルクを熱して、その場で私たちに振る舞ってくれました。

しぼりたてのミルクなんて、小学生の時に飲んで以来。とっても贅沢な気分でいただきました。

 

カトマンズで飲むと濃厚に感じるヤクのミルク(牛乳の14倍の脂質が含まれています!)

高山でいただくと、さらりとした舌触りで、するする飲めてしまいます。

 

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このヤクのミルクはラリトプールのフェイスソープに配合していますが

これによって、肌に適度な油分を残し、しっとりとした洗い上がりに仕上がります。

 

高山のしっとりと水を含んだ空気の中で、完全に無農薬の土で育った草を食んで育ったヤクのミルクはとってもおいしかったです。

 

さて、午後からは、300メートル下り、山小屋に戻ります。

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山小屋のご主人お手製のネパールの主食「ダルバート」をいただきながら、ご主人からいろいろなお話を伺いました。

 

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11人いた子供のうち2人は山の寒さで亡くなったということも、淡々とお話していました。

ヒマラヤで生きる事のすばらしさと過酷さを、少しではありますが垣間見た瞬間でした。

 

さて、ここから、山を下り、my sweet home があるカトマンズへ戻ります。

続きはまた次回!

 

向田麻衣

 

LalitpurにMEN’Sライン誕生

こんにちは。Lalitpur(ラリトプール)向田麻衣です。

 

今日は待望のMEN’S ライン誕生のお知らせです。

既に雑誌、ラジオなど、いくつかのメディアでも

ご紹介をいただきましたが、9月にMEN’Sのシリーズを発表いたしました!

http://lalitpur.jp/products/#mens

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MEN’Sラインには、使い心地がさっぱりと仕上がるようにと

ネパール産のオーガニックレモングラスの精油を配合しました。

 

今回もパッケージはSIRI SIRI 岡本菜穂さんによるデザイン。

レモングラスをイメージして、明るいグリーンのパッケージに

黒文字と黒の飾り紐を合わせました。

 

このレモングラス、実はネパールの私たちの石けん工房の畑で育てている自家製のハーブなのです。

自分たちが育てることで、自信をもってオーガニックと言い切れる商品が出来上がりました。

 

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Lalitpurのプロダクトに配合しているハーブの一部。2段目の右側がレモングラスです。

今回のMEN’Sラインを作るにあたって、特にこだわった商品は、Top to Toe Soap JL。

Top to Toeとある通り、頭(髪の毛)からつま先まで、全身洗っていただけるソープです。

250gという、これまでのLalitpurのソープの3倍以上の大きさのソープが完成しました。

 

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ひとつで髪の毛から顔、全身を洗える事で、バスルームはすっきりとシンプルに。

また、旅先などには家族で使っていただくのも素敵だなと思って開発しました。

 

全身にお使いいただいても、3〜4ヶ月は十分に使っていただけます。

MEN’Sといっても、もちろん女性にもおすすめ。

私もこちらのソープはお気に入り。ボディ用に使用しています。

 

たっぷり泡立てて洗ったり、時に濡れた肌の上にソープを滑らせてみたり、

使い方はお好みに合わせて、使いやすいように洗ってみてください。

 

こちらのMEN’Sライン、男性スタッフからのレポートも近日アップいたしますのでおたのしみに。

 

 

 

ヤクミルクを求めて山道を行く 3

こんにちは。Lalitpur (ラリトプール)向田麻衣です。

今日は先日書いた「ヤクミルクを求めて山道を行く 2」の続きです。

さて、ヨレヨレの状態でしたが、ようやくヤクミルクの

ファーマーが暮らす山の登り口まで到着!

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目の前に聳える、こちらの山に登りました!

「山の登り口」というのはつまるところ、車が通ることができない道を指します。

決して、ハイキングのようなたのしい山登りではなく、

落ちたら一巻の終わりの崖っぷちを精神を集中して登るような瞬間も。

この登山は6月、ネパールの雨季の時期に行ったため、途中は大雨に降られます。

濡れた状態だと体も冷えるので、途中、休憩の山小屋で来ていたTシャツを

着替えようと脱ぐと、右腕の内側、太い血管が通っているあたりに

1、5センチ×5センチくらいの黒い固まりが!

なんと、血を吸って大きくなったヒルが私の腕の内側に張り付いていたのです。

私は一緒に登っていた、ネパール人のハリーさんに、泣きそうになりながら

(いま書きながらでも涙が出そうです…)ヒルをとってもらうようお願いし、

取ってもらったのはよいのですが、それが悲劇の始まり。

ヒルのくちばし(と呼ぶのでしょうか…)は皮膚に刺しているときは2センチくらいの長さになり

玄人の取り方としては、タバコの火などを押し付けて、くちばしを引っ込めた時に

皮膚からはがすのがベストのようですが、そんなことなど知らない私は

とにかくすぐにとっても欲しいとお願いし、引きはがしてもらい

そこから大量の出血が始まったのです。

手持ちの絆創膏をいくら貼っても、出血が多過ぎてすぐにはがれて落ちてしまう。

仕方がないので、そのとき着ていた、ジョージクリントンのTシャツ

(ビルボードでライブの後に興奮して買った、「free your mind」と書かれたやつ)

をねじって、腕に巻き付け、縛り、止血を試みました。

布地に滲んでくる血を見ながらも、雨も強くなって、

体も冷えてしまうので、とにかく高度3000メートルのところにある

山小屋まで向かわなければいけません。私は青ざめたまま、みんなと一緒に

いっぽいっぽ、さらにヨレヨレになりながらも、山道を登り始めました。

私は2年前にネパールでマンゴーを食べ過ぎ、アレルギーを発症しているのですが

そのときスタッフが持ってきていた食料は残念なことにマンゴーのみ。

私はみんなが休憩中にマンゴーを食べているとき、水だけを飲みながら、

道に倒れ込んで、休憩をとっていました。

その時に、ヒルが私の体に吸い付いたんですね、、きっと。

高度3000メートルまで、本当にいっぽいっぽ、ゆっくりとしか

登る事ができない私を、ハリーが、じっと着いていてくれて

私に杖を貸してくれたり、全ての荷物を持ってくれたり、最終的には、

山小屋までの最後の200メートルは、動けない私を引きずって上まで運んでくれました。

ハリーがいなければ、私は山に登る事はできなかったと思います。

本当に、ありがとう。

今も彼はLalitpurでプロダクトに配合している植物やミルクを届けてくれる大切な役割を担ってくれています。

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右がハリー。左はヤクミルクのファーマーです。

ほとんど記憶がない状態で、夕方6時頃、山小屋に到着。

山小屋の板の間に横になり、震えながらも、そのまま朝まで12時間眠りました。

翌日は更に300メートル登り、やっと今回の目的だった

ヤクミルクのファーマーに会う事ができます。

続きはまた次回!

向田麻衣

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